太極拳から学ぶことができる、もっとも初歩的で重要なことは、自分の力み(緊張)を知ることだと考えています
程度の差は個人差がありますが、誰でも無意識に身体を緊張させてしまっています。
日常生活において、外部からストレスを受けると、我々の身体は防御反応を起こし、知らず知らず緊張します。
これは正常な反応ですが、緊張し続けることで身体に様々な害が現れます。
肩こりや冷え性、頭痛に関節痛のような症状です。
外部からのストレスは、明らかに感じる直接的なものだけでなく、未来への不安なども含まれます。
「ストレス社会」と言われる現代ですので、ストレスにさらされるのは避けようがないものとも思います。
なので、リラックスするときはしっかりリラックスできるようになることが大切です。
太極拳の初歩ではまずリラックスすることを練習します。
「がんばってリラックスする」とはおかしな表現ですが、実はこれが大変です。
気づいたら力が入っていたり、リラックスした状態を取っていると思っていても、さらにリラックスができることがほとんどです。
だから「がんばってリラックスする」練習をします。
練習を続けリラックスできた状態が常になってくると、自分が緊張して力んでいることに気づけるようになってきます。
その頃にはリラックスすることも上手になっているので、呼吸で緊張を取るようなこともできるようになります。
そして、緊張が原因の肩こりや冷え性、頭痛や関節痛なども緩和、もしくはなくなっていると思います。
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