STUDIO NeiJia講師が綴る内家拳・太極拳的なブログです。


推手練習内容の進化

どうも!
STUDIO NeiJiaの久世です。

 

最近の錬成クラスの推手練習、どうでしょうか?

 

2月半ばから、推手練習内容を少し見直しましたが、太極拳を理解するのにより適した練習になっているのではないかと思います。

 

これまでもオーソドックスな単推手を基本として行って来ましたが、なかなか難しく、皆さん、苦労している印象がありました。

 

その原因を取り除いたのが最近の練習方法です。
緊張しやすい関節の動きを取り除いて、体幹で操作する感覚がより分かりやすくなっています。
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安全に移動する

どうも!
STUDIO NeiJia(スタジオねいじゃ~)の久世です。
 
今回は歩き方がテーマです。
太極拳では足を出してから重心移動します。
これが独特で意外と難しい。
つい、重心移動しながら足を出してしまいます。
 
一方が実ならもう一方は虚となります。両方が実とならないように。
 
この歩法、色々と便利です。
出した足を踏まれそうになってもすぐ引っ込められる。また、一方の足に乗っているので、もう一方の足が自由に動かせます。そして、安全を確認しつつ一歩一歩着実に進むことができます。
先日夏休みで沢登りに行きましたが、この歩法が活きました。川が濁っていて流れが速く下が見えないところは、この歩法で移動します。足場が悪くてもまず足を置く時点で状態がわかり、足を滑らしたり踏み外すことがありません。
太極拳やっててよかった!
という瞬間です。
 
あとこの歩法、足裏からふくらはぎ・ハムストリング(腿裏)がしっかり使われます。ふくらはぎは第二の心臓などと言われ、ふくらはぎが伸縮することで下半身に溜まった血流を循環させます。
練習後に履いてきた靴がブカブカになってた時は、
太極拳やっててよかった!
という瞬間ですね!笑

当会 STUDIO NeiJia(スタジオねいじゃ~)は新規会員を募集しております。

このブログを読んで、ご興味いただけた方は是非体験レッスンにご参加ください。

夏の疲れた心と身体に太極拳はいかがですか?

どうも!STUDIO NeiJia(スタジオねいじゃ~)の久世です。

 

朝晩は少し涼しくなってきて、身体を動かしたい季節が近づいてきましたね。
何か運動を始めたいという方は太極拳はいかがでしょうか?

 

太極拳は適度な運動量があり、スポーツが苦手な方にもおススメできます。
身体の血流の流れを正常化し、心身ともに健康になります。

 

最近は予防医療として注目されていますが、拳と言う字が付いているように、実は戦うための武術だったりします。

 

基本のクラスではリラックスをテーマに、呼吸法や基本の動作練習、あとは套路と呼ばれるいわゆる型を行いますが、
応用のクラスでは護身術としての太極拳も学ぶことができます。
相手より弱い力で相手を制するのが太極拳のコンセプトですので、力の弱い方でも学ぶことが出来ます。

 

また太極拳は自然の中で行うことができるのもおすすめなポイントですね。
これからの行楽シーズン、紅葉を見ながら山や公園で行うのは気持ち良いですよ~。

 

当会 STUDIO NeiJia(スタジオねいじゃ~)は新規会員を募集しております。

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(新)横浜スタジオはじまりました!

横浜スタジオ移転に伴い、この度サイトをリニューアル致しました!
スマホから見やすいことを意識して作ってありますが、いかがでしょうか?
そして先日、(新)横浜スタジオの初回練習でした!
クラスも基本クラス、錬成クラスの2クラスに分かれました。こちらは相模原スタジオとは異なり、太極拳を深く練習していきたいと考えています。錬成クラスでは楊式の105式の二段の練習を開始しました。
チケット制になったので相模原と横浜の2スタジオに通えば毎週練習できます!
あと、不定期ですが、個人指導クラスもやりますよ。
相模原スタジオの錬成クラスの基本練習には八卦掌の走圏を入れました。武術的な意味でも重要ですが、重心のコントロールを身につける上で非常に有益と思われるのです。上手くなるとほとんど重心のコントロールだけで歩を進めることができるようになり日常生活にも便利です。
套路練習ももう少し注力して行きますのでよろしくお願い致します。
内家拳で人生をもっとシンプルに!

姿勢と気づき

太極拳・内家拳は姿勢が非常に重要です。

 

正しい姿勢により気血が廻り、正しい姿勢により勁が通り、強い力が出ます。

 

私自身、学生の頃は姿勢を正しなさいとよく注意されていましたが、その弊害の説明は明確に教わらず、姿勢は年とともに悪くなっていたと思います。内家拳を続ける中でどんどんその重要性を認識して、自然に姿勢が改善されていきました。(デスクワーク時の姿勢はなかなか直せなかったりするのですが。。。)

 

一般的に正しい姿勢というと、背筋を伸ばすことが第一に思い浮かびますが、内家拳での正しい姿勢はもっと深いものがあります。

例えば、骨の位置、関節の角度、使う筋肉、内臓の位置、意識の使い方 など。

背筋はスッと伸ばしますが、胸と背中が均一に広がるように、背骨の一つ一つの間が開いて上下に伸びる様に、等々 とても一言では言い表せません。

 

正しい姿勢をとるにはまず姿勢の間違いに気づくことが大切です。

なので毎回のように同じ指摘をします。

指摘を受けて姿勢を直す前と直した後の微妙な変化に気づけるようにしっかり内観しましょう。

 

気づくという意味では、関節に出る痛みやコリなども、姿勢の間違いに気づくきっかけだと考えるとありがたいものかもしれませんね。

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意識を変えるということ

普段の身体の使い方と、内家拳・太極拳の身体の使い方は、初心の方が見ると分かりにくいかもしれませんが、かなり異なるものです。
 
同じ動作でも意識によって身体の中は全然違う風に動きます。
例えば腕を伸ばしてドアを開ける動作でも、上腕二頭筋で引く、肩で引く、体重で引く、軸を使って引く、足を使うなど色々考えられます。片手で全て引き開ける場合や、半分開けたら残り半分はもう片手で押しあけるかもしれませんし、足を使うにもつま先で押したり、踵で押したり様々な方法で開けることはできます。
 
一見同じでも中身が異なるということ。
やっている本人からすると特に特殊なことをしているつもりはなく、意識(無意識を含)が人それぞれ異なるだけかもしれません。
 
太極拳套路を連綿と行うのは、技とともに太極拳独自の身体操作・意識を身につけるために行うと考えています。ただ形を覚えてそれをなぞっているだけでは健康体操止まりになってしまいます。太極拳風体操と言っていいですね。
 
皆さんは太極拳風体操にならないように注意して練習しましょう。
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接点と腰と虚実

相手に技を掛ける時、普通相手に触れる手先を意識しがちになります。
相手と触れるところは虚にし、まず体幹・腰を使うこと。
これが大切です。

 

基本功でも毎回うるさいように言いますが、腰ですね!

 

錬成クラスの搬攔捶の用法はそれが理解しやすかったのでは無いでしょうか。
それだけで技のかかり方が変わります。無駄な力が全然要らなくなるんですね。

 

用法練習は基本の組み合わせ、総合的な練習です。
受ける時の腕の円圏、触れた箇所で相手を感じて、股関節のゆるみと足先の変化、腰の使い方、重心移動、相手との関係…等々

 

一つ一つ大切に練習しましょう。
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個人指導クラスはじめました!

個人指導クラスはじめました。

個人指導と言いつつ、実際は少人数制ですが。


個々人のやりたい練習を集中的に指導します。内家拳・太極拳というのは個々人で体の使い方・癖や、受け取り方が異なるのでやはり個人指導が適しています。

普通の個人指導ならば、説明してから、動作を練習してもらってる間に休めますが、その間に次に次にと見て回ります。
少しでも理解が進んで、新しいことを持ち帰って頂くように。

これはずっと真剣勝負ですね。

こちらもかなり疲れます。また勉強になりますね!

試行運用でしたが評判が良いので継続します。
会員限定の事前予約制です。


ご予約はお早めに!

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下半身のゆるみ

春ですね。
鴨居駅からららぽーと横浜までの間にある鶴見川の桜が咲き始めており、花見を楽しむ方々が大勢いました。桜は気を発散させる性質があるといわれます。悪い気を発散させたあとは練習で良い気を集めましょう。
 
さて、
ちょっとした意識の違いで動きがガラッと変わることがあります。それが太極拳・内家拳の面白いところだと思います。これは長い時間をかけて意識を変えていくものと、知っているだけで簡単に変えられるものがあります。
 
今回の横浜教室は歩法をテーマに行いました。
ポイントは2点。
腰を使うこと、そして前足の使い方。
前足の使い方なんて曖昧なことを書いていますが、
これは前述の知っているだけで簡単に変えられるものに属します。
 
太極拳をされている方に、技や推手を行う際、上半身はゆるんでいるけど、下半身は硬直して、特に大腿部の筋肉が疲れるという方がいらっしゃるようです。大腿四頭筋を固めて動かしていると膝を痛める危険性があります。
太極拳は上半身はゆるむけど、下半身はゆるまないか?
そんなことはありません。全身均一にゆるみます。
 
ただゆるめるだけでなく、ゆるんで関節を開くようにします。
なのでしっかり立つこともできます。
なので体液の流れがスムーズになります。

 

しっかり練習しましょう。

 

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抱球式から抱球式へと

当スタジオでは抱球式を非常に大事な姿勢だと位置づけています。
3月の相模原教室はこの抱球式をテーマとしました。

抱球式というのは両腕を上下に分け、大きな球体を身体の前に抱えているような姿勢のことですね。

肩を落とし、両肘を合わせ、左右の腕を陰陽に分けます。

 

この抱球式は様々な技の開始動作として套路に組み込まれています。
抱球式を起点に色々な技が繋がるようになっています。大半の技が繋がるといっても良いかもしれません。

ご自宅で練習する際は、套路より技を少数に絞って、単体練習をすることが重要ですが、この抱球式を使って技と技を接続するとやりやすいと思います。

抱球式に歩法を組み合わせるとそれだけで、武術的な用法がいくつも現れます。
そしてそこから変化もしやすい。
先週こちらに記載した雲手は左右の腕の切り替えで、左右の抱球式をくり返しているとも言えます。

重要な姿勢ですね。
よく吟味ください。

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雲手

久しぶりの投稿です。

 

今回の横浜教室は雲手をじっくり行いました。

 

全ての動作は雲手の変化だと言われたりもするほど大切な技だったりします。
時間が無いときはこれだけやるといいと思います。

 

太極拳入門クラスの普段の基本練習では、雲手は足を固定した定歩で行なっていますが、歩法を付ける事でより全身を協調させて動く必要があります。

 

腰を起点に上半身と下半身に分けて力を伝えます。
足の重心の左右の切り替えと足を出すタイミング、軸足の角度等感じながら、腰の動きから発生する自然な纒絲(螺旋の動き)を感じながらじっくり行いましょう。
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あけましておめでとうございます

新年あけまして
おめでとうございます。
旧年は大変お世話になりました。
会員の皆様のおかげで良い雰囲気の会になってきたと思います。
今年もより一層太極拳・内家拳の素晴らしさを皆様にお伝えすべく、私自身の修行にも磨きをかけて行きたいと思います。
本年もよろしくお願い致します!
今年最初の練習は1/8に行います。
正月ボケした頭と身体を太極拳・内家拳で引き締めましょう。
また錬成クラス終了後に有志で食事会を行うことになりました。お時間のある方は是非ご参加下さいませ!

股関節、動いてますか!?

久しぶりに投稿します。
少し空いてしまい、いつの間にか師走になってしまいました。
寒さで色々億劫な季節ですが、負けずに練習を続けましょう。


さて皆様、
股関節を普段柔かく使っていますでしょうか?

練習の中で一番多く発する単語はもしかしたら「股関節」かも知れません。
もっとも大切だからというわけではなく、多くの方が股関節を使う事に慣れていないからです。
体幹と腕は肩(肩甲骨)で、体幹と足は股関節で繋がっています。肩は動かせるけど、股関節は硬まって自由に使えない方が非常に多いと感じます。

股関節が硬いと、直接接続されている骨盤が自由に動きません。
骨盤が自由に動かないとはつまり、太極拳で大切な腰が自由に動かないということです。
代わりに無駄に膝とウエスト・肩が動くことになり、それらの箇所にも負担が掛かります。

関節は偏り無く、まんべんなく使うことが大切です。
股関節・骨盤周りの動作はレベルが上がるほど複雑になっていきますが、まずは股関節を動かす意識が太極拳にとってとても大切だと思います。

太極拳で身体はゆるむのか!?

先日身体を緩めて調整を行う某ボディーセラピストの方の実験にお付き合いさせていただきました。
太極拳後の身体はどれくらい鬆(ゆる)んでいるか?

以前からこれは非常に興味のあるテーマだったのですが、実際に第三者の専門家の視点で測る機会を得ました。
「太極拳で肩コリ・腰痛が改善する。冷え性が改善する。」など言われますが、「本当ですか?」と言われると「そう言われていますよ。私や会員さんに効果が出てますよ。」などと体験をお伝えしたり、理論的な話をしていました。第三者の専門的な視点での評価が欲しかったのですね。
今回その機会が得られ非常に良い体験をさせていただきました!ありがとうございます!

まず、太極拳で肩コリが改善する理由は、短期的には 太極拳の動作と呼吸 で、副交感神経優位となり、身体がリラックスして血行が促進されること。長期的には無駄な力を入れずに動く身体の使い方を身につけることができるようになるなどと言われます。

実際の結果はどうだったでしょうか!?

今回の被験者は私と、会員2名(それぞれ太極拳歴は2年弱と1年強)です。

セラピストさんの言葉を借りると、基本的に3名ともかなり出来上がっている(ゆるんでいる)状態とのこと。そして特徴的なのは、一般の多くの方が固まりがちな股関節がゆるんでおり、柔軟性も高くなっているということでした。

想定どおりの結果で素晴らしいです!

太極拳は腰で動作を導きます。
股関節が硬いと腰が自由に動かないので、股関節の柔軟性は非常に大切です。
腰回りを柔らかくし、腰からの力を柔らかくロスのないように手先足先に伝えます。
これは日常生活で無駄な力を入れずに動くための重要なポイントでもあります。

太極拳で身体をゆるめてみませんか?

まずは股関節を意識的に動かす練習と肩の力を抜くことをしましょう。股関節は生まれて何十年も適切に使われていない可能性のある部分なのでかなり難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣らせていきましょう!

太極拳を諦めないために

太極拳、楽しんでいらっしゃいますでしょうか?

 

いまいち面白みが分からない!?

ゆっくり動くのが疲れる!?

膝が痛くなった!?

套路※練習だけで飽きてしまった!?

最近表演で伸び悩んでいて・・・!?

 

 

長年やっていて、上記のような思いが頭に浮かんだ方は、当スタジオにお越しいただくと太極拳の良さを発見・再発見できるかもしれません。

 

太極拳で健康を害すようなものは問題外ですが、

当スタジオでは推手・用法練習を交えて、太極拳・套路を理解していただいています。

 

推手・用法は柔かく相手の力とぶつからずに相手に作用するように行います。

決して無理矢理套路に当てはめて力ずくで崩したりしません。

この練習は太極拳の最もエキサイティングな側面で、やればやるだけ発見があります。

技が決まって小さな力で相手が崩れたときは、自分が達人になったような気分になれます!

 

こんな太極拳はいかがでしょうか?

 

※套路・・・型練習

 

 

 

当スタジオはチケット制で練習に参加できます。

チケットなので無駄がありません。

お時間ある時にお気軽にご参加ください。

伝統武術として太極拳

8月の横浜教室は套路を覚えるということで、楊式太極拳の一段に注力して練習を行いました。
一通り、通してできるようになりましたが、まだまだ健康体操レベルの理解ではないかと思います。
当スタジオが目指す太極拳はただの健康体操ではありません。

(もちろん、健康にも良いです!というかめちゃ良いです。)

これから少しずつ深めていき、伝統拳術としての太極拳ができるようにしていきましょう!

9/4の練習では一つ掘り下げた説明をしましたが、いきなり情報量が多かったでしょうか?

・陰陽魚図・8の字の動き。

・関節の使い方。

・纏絲(てんし)の方向

・掤捋擠按(ポン・リー・ジー・アン)

 

大切なことは何度もいいますので、少しずつ意識していただけたらと思います。

 

 

当スタジオでは、生徒を募集しております。

初めての方、套路練習に飽きた方、伝統拳に興味のある方、推手をやってみたい方 等々

ご参加お待ちしております。

畳で太極拳

今週の相模原教室は和室で行いました。
基本功を使うというテーマでしたが、畳に合わせた練習を増やしました。
畳に合わせた練習と言うのは、崩しや投げ技ですね。


普段のフローリングでは倒し切るところまではやらないですが、地面に転がすところまで行いました。
やはり最後まで倒し切るというのは非常に大切なことだと思います。
転がすと言うのは文字通り転がします。当然ですが畳に投げつけたりしませんのでご安心下さい。

太極拳の技を使って、相手の力とぶつからないように柔らかく相手を崩して転がします。


相手との接点、

力の方向、

タイミング、

相手との位置、

等々、

どうすればぶつからないか?

皆さん頭をひねりながら色々試されていましたが、とても楽しそうでした!

 

裸足での練習も新鮮でしたが、足裏感覚が分かりやすくてよかったのではないでしょうか?


今後、たまに和室の日を入れて行きたいと思います。

未体験の方は、お楽しみに!

今週も鷹捉!?

横浜教室は3ヶ月目に突入。
今月中に楊式の一段目の套路を一通り終わらせるべく少し駆け足で進みました。

そこに立ちはだかったのが撇身捶。
撇身捶は套路では一方向しか有りませんが、技を理解するには左右交互に行うことでイメージできますので、これを左右続けて行いました。
これは先週相模原教室でも苦労した鷹捉系の動きです。前足で寸腿しながら進むので、見た目も太極拳っぽくないですよね。
横浜教室でもやはり手こずりました。というかまだ3ヶ月目で体幹の動きに慣れていない分、余計手こずりましたね。足早で進んですみません。
ちなみにこの歩法での前進は太極拳の実戦歩法として非常に重要なので、要練習くださいませ。

次月から技を一つずつ、丁寧により深く行いますのでよろしくお願い致します。
横浜教室はあと3名募集しています。(2016/8/15現在)

太極拳から心意六合拳を覗く

ここしばらく楊式太極拳の練習に偏っていたので、今回の相模原教室はちょっと趣向を変え、太極拳と心意六合拳で、身体の使い方が同じ技を比較練習しました。


これまでの楊式太極拳の技がきちんと出来ていれば、心意六合拳の技がすぐに理解できるという一粒で二度美味しい内容でしたが、いかがだったでしょうか?

心意六合拳の鷹捉という技を高探馬の比較で行いました。

序盤、切り返しの手の動きに皆さん手こずっていた様ですが、対練の扣歩擺歩練習の手の動きと同様である事を理解したことで、皆さん一気にできる様になりましたね。


一つの技の理解が他の技の理解を助けることはよくあります。形だけの理解ではなく、身体をどう使うか、技の本質を見極めることが大切と思います。

また、形や身体操作がほとんど同じでも、戦い方のコンセプト・風格が違う事で、全然違った印象を与えることが理解いただけたのではと思います。

 

套路と推手

套路と推手は太極拳を身につけるための車輪の両輪のようなものであり、どちらが欠けてもならないと言われます。太極拳に限らず、内家拳の習得には套路練習と推手(および対錬)練習が必要と考えています。

 

套路と推手はお互いに補完されるもので、套路練習による変化が推手に生かされ、推手練習での問題が套路練習にフィードバックするように働きます。

 

先週今週と2つの大会に参加してきました。

套路表演の大会「全日本武術太極拳選手権大会」と、推手の大会「全日本競技推手大会」です。

推手の大会はこれまで日本では開催されておらず、この大会が記念すべき第1回となります。

 

結果は、

表演は五位入賞、推手は優勝でした!

日頃重要視しているものについて成果を残すことができよかったです!

 

当会の会員からもこれらの大会に出場し、

成績を残せる方が育っていくよう、力を注いでいきたいと思います!

 

血流の改善と子育て!?

健康にとって、血流がスムーズに流れるということは非常に重要です。

横浜教室では簡単に血流状態をチェックする方法をご紹介しました。

ウォーキング・ジョギング前後・スポーツ前後等々、色々な運動の前後で血流がどう変わるかチェックしてみるといいと思います。
あまり実際に比較したことが無いので、是非結果をお知らせください。
おそらく太極拳の血流改善が優秀である事が確認できると思います。

太極拳が血流の改善は、姿勢・動作・呼吸・副交感神経によるものです。
ジョギング・マラソンでも毛細血管が発達するらしいですね。

一方は苦しめて伸ばすタイプ。
もう一方は与えて伸ばすタイプ。

私は与えて伸ばすのがいいな。
苦しみに耐えられない場合、身体が非行に走ってしまいそうです。

子育てみたいです?

 

立円の攻防

6月の相模原のテーマは立円です。
立円は自分の正中線上の円の動きです。
立円は教えないところがあると聞いたことがありますが、当スタジオでは基本練習として練習しています。

下半身と骨盤の動きで縦の円を描き、その動きを柔らかく背骨を使って手先に伝えます。
これ、全身を使ってますよね。これが大切です。
メンバーページ※に動画がありますので、全身が動いていることをチェックください。

形意拳はこの立円を多用します。
太極拳ではまず起勢で立円が出てきますね。
重要です。やらない理由がありませんよ。

立円での攻防は、タイミングと方向。
まぁ、皆タイミングと方向なのですが、立円だけで捌く場合、上手く行わないと相手の攻撃を貰ってしまったりします。若しくは押されて逆にバランスを崩しかねません。
立円だけではなかなか難しいと思いますので平円も少し入れてから方向を変え、下方向に按をします。

 

套路と相手がいるのとでは大違いですよね。
套路を行うときは相手がいるつもりで、相手がいるときは套路を行うように行いましょう。


次回も立円テーマです。
6/26(日)、雨の多い季節ですが、がんばりましょう。

※メンバーページは会員のみ閲覧可能です。

基本姿勢と放鬆

昨日は横浜の初回練習でした。
基本姿勢と呼吸をテーマと掲げましたが、振り返ってみると、基本姿勢と放鬆がテーマになっていました。

太極拳には色々な字訣・歌訣※がありますが、我々は放鬆を一番に掲げます。
放鬆は日本語で鬆(ゆる)むと訳されますが、単純に力を抜いて鬆むだけではありません。ただ鬆むだけでは健身効果も半減で、武術・護身としても使えないと考えます。


ただし、まずは単純に力を抜くことを身につけましょう。

身体の力を抜くというのが、意外と難しいんですね。抜いたと思っても抜けていない。腕を垂らした状態では抜けていても、ある程度腕を上げた状態にすると勝手に無駄に力が入ってしまったりします。この無意識な力みは歳とともに身体に様々な障害となって現れてきます。肩凝り・腰痛・冷え性等々ですね。まずは一人でリラックスできる身体を手に入れましょう。


太極拳は綿の中に針を蔵すなどと言われます。
まずはただの綿の状態を目指します。


※字訣・歌訣…秘訣を四字熟語や漢詩で表現したもの。

白鶴亮翅と左右バランス

本日は白鶴亮翅を単式練習しました。

攬雀尾から白鶴亮翅の準備勢に移行する動作、そこからの白鶴亮翅。

前の靠(体当り)と後ろの靠が含まれます。肩から尻にかけてどこでも使える様にしましょう。

 

触れた場所から相手を聴くことを忘れない様に。

背中を柔らかく使って決して相手の力とぶつかりません。

ぶつかったら技が効かないかと言われると効くこともありますが、やはり相手より弱い力で相手を制するのが内家拳・太極拳のロマンと信じます。


攬雀尾から白鶴亮翅を左右交互に繰り返して行いましたが、套路の中では右式しか出てこないので、やりにくさがあったようです。
両方バランスよく練習するのが健康には望ましいです。自分の命を守る為に練習していた時代には、得意な方のみを反復練習して技の精度を上げたと聞きますが、左右均一に練習して身体のバランスが均等になる様に練習するのが現代人向けと考えます。

套路の中で片方しかない行わない技が幾つかありますが、重要なのは、他には単鞭や転身搬攬捶でしょうか。
しっかり練習しましょう。

横浜スタジオ体験会

ららぽーと横浜スタジオの体験会が昨日(5/22)開催されました。

「太極拳を知る」をテーマに世間一般で行われている制定太極拳との違いや、当会のコンセプトを中心に実施させていただきました。

 ・実は武術であるということ。
 ・力を抜く事の大切さと難しさ。
 ・部分ではなく全身で動くということ。
 ・腰を使うとはどういうことか。
 ・全身で呼吸する。
 ・体液の循環、力の循環。
等々、
ざっくりと知っていただけたのではないかと思われます。

おかげさまで6/5から本講座の開催が決定致しました。

既に定員ギリギリの状態※となっているようです。
太極拳を一から始めますので太極拳にご興味を持っている方はお早めにお申し込み下さい。

※橋本スタジオは広いのでまだ余裕があります。

ららぽーと横浜スタジオ開講

6月から、ららぽーと横浜スタジオが開講いたします。

名前の通り場所は、ららぽーと横浜内のヨークカルチャーセンター都筑内スタジオとなります。

レッスン日程は第一・第三日曜日の午前(10:15~11:30)です。

 

『太極拳入門』講座ということで、こちらは基本的に太極拳だけを練習していきたいと考えています。

基本からじっくりやりますよ。レベルアップに応じて、応用クラスも開講を検討中です。

詳細内容はスタジオ案内をご確認ください。

 

無料体験講習会を5/22(日)に実施いたします。

参加には申し込みが必要となりますので、参加希望者はヨークカルチャーセンター都筑にご連絡ください。

ららぽーと横浜スタジオの講座受講にはヨークカルチャーセンターへの入会が必要となりますが、6/10まで入会金50%OFFとなっているようなので、是非この機会にご入会ください。

 

ららぽーと横浜は、JR横浜線 鴨居駅から徒歩8分。鴨居駅から無料シャトルバスも出ています。

月に二回、ショッピングと太極拳を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

ご予約・お問い合わせは下記にお願いいたします。

 

 

ヨークカルチャーセンター都筑の講座ページを表示

 

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技のつながり

太極拳はゆっくり行うだけのものでしょうか?

今回は套路を少し早く行う練習を紹介しました。

クラスでは形を直すために動作を止めながら形を直しながらやらざるを得ないと考えていますが、一人で行う場合は、止めずに行いましょう。


ゆっくりでも流れを止めずに、右が極まる時には左が動き出し、左が極まる時には右が動き出している様に常に出力している様に行います。

各動作は円・螺旋で繋がります。
動作を切れ間なく繰り返し行っていると名前の付いている技と技の繋がりがわからなくなってくることがありますが、それでいいと考えます。名前の無い一般的に「つなぎ」と呼ばれる動作にも重要な動作が多々含まれているのですから。

子供の発育と太極拳

当スタジオでは20代から70代まで幅広い世代の方が参加されています。

今週は親子の体験参加者&ご入会がありました。
10代前半の初めてのご会員です。
ありがとうございます!

今回は太極拳・内家拳が子供の発育に良いのか考えてみました。

まず太極拳を子供が行うことは子供の発育にとっては非常にプラスに働くと考えています。

例えば、
 ・常に基本姿勢で動きますが、それにより自然な正しい姿勢を学ぶことができる。
 ・全身運動で全身をまんべんなく使い、筋肉もバランス良く発達する。
 ・呼吸法・気沈丹田は気を沈め自律神経を調整し、腹の据わった心を育て、

  キレない健全な精神を育てる。
 ・推手練習により他者との協調を学ぶことができる。
 ・護身用法は防御を主とし、自信といざというときに身を守る対処法を身につける。

武道で心技体を鍛えると言いますが、太極拳、少なくとも当スタジオの太極拳は心技体を育成し、心身の健全な発育に適していると考えます。

ただ、ゆっくりと動く基本功を重視する練習内容は、興味のない子供には少し退屈に感じられるかもしれません。
逆にプラスにとらえると、運動神経が少なくても練習しやすく、他のスポーツに比べて身体能力の向上が期待できると言えるかもしれませんね。

今回参加された少年はカンフー大好きということもあり、
すんなり参加でき、楽しく練習されていたようです。
我が子に仕込みたい私としては羨ましい限りです。

いかがだったでしょうか?
お子様の習い事に太極拳・内家拳はいかがでしょう

親子で参加、お待ちしています。

勁をやわらかく伝える

最近スタジオではミットを使った練習をしています。
といっても激しく殴ったりはしません。

ミットを使って自分の力を柔かく相手に伝える練習を行っています。
波のように柔かく、力を受ける人の緊張をほぐすように行います。

相手に触れた状態から力を流していきます。

これにより正しい力の流れと関節の連動を理解しましょう。

また掌から相手の軸や重心を感じ、方向によって反応がどのように変わるかを聴きましょう。

そしてこれはいわゆる寸勁の練習にもなっています。
寸勁は難しいものではなく、武術として太極拳を行うには必須の打ち方と考えます。


話は変わりますが、6月より「ららぽーと横浜スタジオ」を開設いたします。
名前の通り、ららぽーと横浜内のスタジオとなります。

 

「太極拳入門」という講座名の通り、楊式太極拳を一から丁寧に行う予定です。といっても基本が最も重要なので、初心者以外の方にも有益な練習を考えています。

無料体験会が5/22にありますので、ご興味のある方はご参加ください。

申込み受付はヨークカルチャーセンター都筑(準備中)にて4月中旬から開始予定です。

推手の基本とストレス

技を使うにはどこに力を作用させるかが非常に重要です。
相手の力の質、方向・スピード・どこを使って力を出しているか、等を理解した上で、それにあった方向に力を出す必要があります。

そのための練習が推手です。


打つため、受けるため、崩すため、投げるための練習でもあります。
推手はゆっくり・じっくり・柔らかく。相手の力の質をよく聴きながら行います。
ヨーガに内観と言う言葉がありますが、相手を内観するように行う感じでしょうか。


無駄な力を抜いてリラックスし、ゆっくり相手と調和するように行うと非常に心地が良くなります。
心地の良い推手は養生にも効果があります。

まずは心地の良い推手で感覚を掴むことを目指しましょう。

 

相手に触れ、相手との関係を保ちつつ、自分を保つ。

日常生活で最も大きなストレスは対人関係を原因とするものと言われますが、推手は対人関係を良好に保つ練習にもなります。

 

推手、奥が深いです。

太極拳の練習で最も意識すべきこと

太極拳には、太極拳を身につけるための色々な言葉があります。

 

 立身中正、虚領頂勁、三尖相照、沈肩墜肘、含胸抜背、収臀・・・等々

 

当スタジオでもこれらの用語は使っていましたが、いまいち分かりづらく、表面的で核心を捉えていない気がしていました。なんとなくそれっぽく、中国武術っぽい言葉。見た目にこだわった言葉。

 

これらの言葉攻めにより、こういう形にしないといけないという意識を強く持ってしまい、中身の成長を阻害している要因になっているのではないかと考えました。

 

日本人に多いと言われる見た目だけで中身がない太極拳。

それは私がもっとも目指したくない太極拳です。

 

太極拳の本質は見た目ではなく、自身の中身の成長であり、

非常にエキサイティングで面白いものです。

こういう形にしないといけないというのは、それ自体面白くないです。

 

なので、

これらの言葉を前面に使うのを辞めることにしました。

さすがに全くとは言いませんが、補助的に使います。

 

そして替わりに「○○を意識しましょう」のただ一つを中心に添えて、

それのために必要な身体操作を説明しました。

 

本日その方針でクラス練習を行ったところ、効果てきめん!

微妙なズレがあった生徒さんの動きが見違えるようになり、寸勁もかなり良い感じで力が伝わるようになりました。自分でも驚きです。

 

さぁ、○○を意識しましょう!

養生にも護身にもこの一言です!

CoolなExercise

恥ずかしながら、
最近英会話をはじめました。

最初に講師に自己紹介をする際、「My hobby is Taichi.」(私の趣味は太極拳です。)というのですが、その反応が、日本とは明らかに違いますね。

ほぼ「It's so cool! It's interesting!」で、太極拳を知っているかと聞くと、
「It's a Martial arts and breath exercise」と返ってきます。

これ、正にその通り(That's right!)。

そうです太極拳は武術であり、呼吸と動作を一致させる「so cool」なエクササイズなのです。

まぁ最初の応答はお決まりのセリフなのかも知れませんが、

Martial arts(武術)とは日本では考えられないですね。

すくなくとも当スタジオではそのように(CoolなExercise)ありたいと思い練習をしています。
またそのような太極拳・内家拳を広めたいと考えています。

ご興味がある方は、まずはお気軽に体験にご参加ください。

身体の記憶

太極拳・内家拳では体幹をよく使います。

四肢では無く、体幹の筋肉を使う意識を大切にしましょう。


肩が動いているように見えて、腰が動いています。

肘が動いているようで、背骨が動いています。


「自然な動き」と言いますが、「自然な動き」とは何でしょうか?

私は「動物の動き」が自然な動きと考えます。


動物の動きをよく観察すると恐らく体幹がよく動いて後に手足が出ていると思います。

あの動き。

幼い頃は誰もが出来ていただろうあの動き。


あの動きを身体に呼び起こす。

でも「あの動き」と言っても身体はちょっと覚えていないかもしれません。

太極拳の練習は古い身体の記憶を呼び起こすような作業になっているのかもしれませんね。


だからできると気持ちが良いんですかねぇ。



当スタジオはチケット制でクラスレッスンに参加できます。

体験は1日1000円で受け付けております。

相手に合わせて変化する

今年年初から4週連続でレッスンを開催しております。
昨年末、円圏・四正と練習して来たのでそれらを使った「受けと攻撃」が今月のテーマです。

実際の技の用法練習となりますが、注意すべきことは、練習した用法はごく一部のものでこれが全てではないということ。内家拳が素晴らしく、練習していて面白いところは相手に合わせて用法が変化するところだと思います。
相手と自分の体格差、距離によって、同じ技でも効かせ方が違ったり、拳では無く肘を、肘では無く肩を当てる方が簡単だったりします。
受けに使った技も打撃で使えたり、投げ技や極め技に使えたりします。
一つの技の一つの用法にこだわらず、防がれたり頑張られたりした場合、無理に続けようとせず、相手に合わせて変化することを理解しましょう。

 


当スタジオはチケット制でクラスレッスンに参加できます。

体験は1日1000円で参加可能。ご参加お待ちしております。

放鬆とリラックスと緩む

太極拳で非常に重要な要訣に「鬆む」「放鬆」というものがあります。身体の気血・体液の流れに影響を与え、且つ武術として太極拳を使う場合にもとても重要です。またメンタルヘルス面においても重要と考えています。

「鬆む」は「ゆるむ」と読み、日本語で普段使われる「緩む」と同様に考えられたりしますが、これは半分合っていますが半分欠けていると考えています。

「緩む」にはただ脱力して力を使わないイメージが強く、力を抜くことだけに意識を集中してしまいがちになります。それでは身体が重力に負けてしまい、各関節間が潰れてしまいます。
この状態では身体が居着いてしまい、武術としても難しいのではないでしょうか?我々が目指すのはもっと軽く軽霊な動きが実現できる身体です。

姿勢も下方向に潰れて重苦しいものになってしまいます。胸や腹も潰れて息苦しい状態となり、内臓の動きも抑制されます。胸が閉じて、顎が前に出て頭の上丹田とも合わず、メンタルヘルス的にもよろしくない状態です。

「ゆるむ」より「リラックス」が実際に近いでしょうか?

太極拳は健康に非常に有益なものです。

正しい姿勢を身につけて、ぜひ健康な身体を手に入れて下さい。

 


当スタジオはチケット制でクラスレッスンに参加できます。

体験は1日1000円で参加できます。お気軽にご参加ください。

迎春!新規入会キャンペーン!

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくおねがいいたします!

 

場所が取れ次第とはなりますが、本年より教室が隔週開催から毎週開催となります。

まずは1月17日から2月7日まで4週連続でレッスンを開催いたしますので、よろしくおねがいいたします。

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掤勁

今月のテーマは四正。
掤捋擠按です。

これまでさらっと説明してきましたが、真正面から捉えると深くて重いテーマなのです。なので1月までこのテーマは続くかも知れません。


太極拳の最も重要な勁と言われるにもかかわらず、指導者によって説明がかなり違うところがポイントですね。当然ここでは私の理解する四正について記載しています。

掤勁は膨張。上方向。
全身が均一に膨らむイメージです。

足が地に着いているため、全身が膨らむと上方向の方向性が出てきます。

吸気で張り出し、その張りで手をアンテナの様に使ったり、上向きの方向に相手をズラしたり、相手の位置を奪ったりします。

練習時は、基本姿勢で各関節間を広げて伸ばす意識を大切にします。

練成クラスでは推手から掤勁で浮かせて後ろに崩す練習と、そこから掌で打つ玉女穿梭を行いました。
掤勁で崩れて空いた脇腹に掌打を打つとそのまんま楊式の玉女穿梭になりましたね。実際には胸元に伸びてきた相手の腕の上腕に掤勁を使うことが想定されます。こういうシンプルな用法でないと、護身としては使い辛いと考えます。

 

姿勢と動作とこころの円

11月は円がテーマです。

太極拳はあらゆるところに円が登場してきます。
大きく分けて、姿勢の円、動作の円、心の円としたいと思います。

姿勢の円は身体の気血の流れを整え、また武術として使う為の身体を作ります。
武術として使うには、丹田を中心に全身を丸く外に張り出すようにしますが、まずは力みを無くすために、ただ鬆むことからはじめましょう。そして、長年かけて育て上げた力みやすい身体に鬆む感覚を思い出させます。

動作の円ですが、武術としてはまず自分の身を守ることが大切です。攻撃は最大の防御ともいいますが、ここではまず防御をしっかり身につけましょう。
直線的な攻撃を手の円圏でまぁるく受けます。
相手の力とぶつからないように、相手の力に乗るイメージで行います。
ぶつからないように受けるには自分の方に向かってくる相手の攻撃の方向を意識してそれにちょっと方向性を与えてやることで、防御の中で相手を崩します。
腕・肩の力ではなく、腰・股関節の力を使います。

そして心の円では、せっかく套路や練習で柔らかく動けるようになったのに、いざとなった時に緊張して動けなくならないように、心をまぁるく保つようにします。


次回もひきつづき、円をテーマと致します。



追伸:心と言うと胸をイメージしてしまうかもしれませんが、胸は空虚に。腹は実、胸は虚。


美容と健康と太極拳

前回の錬成クラスでの豆知識が反応良かったので掲載します。

身体の65%〜70%が水分であるというのは、有名な話だと思いますが、この水分ってなんでしょうか?血液でしょうか?


血液は体重の7~8%程度といわれています。
では残りは何でしょう?

この大半が細胞間液です。状態によってリンパ液とも呼ばれます。
あとは、脳脊髄液・唾液・各内臓の分泌液等々、これらが体内に満たされています。
中医学では身体の血(血液)以外の体液を津液と言いますので、ここではこれらを津液と呼びたいと思います。

血液は心臓により全身に送られて、循環しています。
では津液はどの様に身体を巡っているか?
津液は動作により身体を巡ります。動作とはつまり、筋肉の伸び縮みです。動作がない時は滞ります。
例えば寝ている時、ジッと座っている時などです。

太極拳の効能について、気という概念を用いて色々説明されることがありますが、目に見えないので分かりにくく、なんだか胡散臭く感じる方も居るのでは無いでしょうか?

気による効果も当然あるのですが、まずはこの津液で理解するとよいのではないかと考えています。

太極拳の動きは全身に自然なねじりを加える、血・津液の循環を促進する動きです。
これにより体内の老廃物の排出と栄養の循環がよどみなく行われるようになり、様々な効能が現れると考えます。
まだ科学的に理由は解明されていないと思いますが、癌などの病気や、美肌などですね。

美肌について言うと、
老廃物が正しく流れて排泄されることで、シミが消えたり、シミになりにくくなったりします。
また、太極拳を行うと皮膚に自然な潤いが得られます。
これは太極拳の自然な動作により、津液が皮膚まで浸透するためと考えます。
そしてこれは自分の身体が作る自分専用の美容液だと思います。


当教室では、「強く、健康に、美しく(かっこよく)」をコンセプトとしていますが、「美しく(かっこよく)」は伊達ではありませんよ。

重力を感じる

今月(10月)のテーマは「重力を感じる・重力に乗る」です。

ここで重要なのは、強張りをとったリラックスした姿勢です。

強張りを取るためにまず呼吸を利用します。
呼吸を使って力みを抜いていき、身体をリラックスさせて、足裏に身体の重みを落とします。
自分の身体のどの部分も足裏に落ちるように。
逆に、足裏から身体の各部を感じられるように。

この時力が抜けて、重力に乗るような下向きの流れができますが、重力に引かれて下に潰れてしまってはいけません。同時に上に昇る流れも意識します。地面からの反作用を感じてそれに乗ります。
技を使う際、また健康にもこの上に向かう流れが非常に重要と考えます。

これは椅子に座っていても行うことができます。
この場合、椅子と接しているお尻の部分が足裏の代わりになります。

なので、デスクワークの方も仕事をしながら練習できます。


この上下の力の流れを技に乗せていくのが次の段階です。

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心と身体の平和

無駄な力を抜くということは、なかなか難しいことです。
力を抜いたと思っても抜けきっていない。
9月20日の練習では、力を抜くことの難しさを体感いただきました。

日常生活において、長時間同じ姿勢を保持する中で、いつの間にか無意識に力を入れてしまうようになっています。

リフレッシュのためのスポーツや映画鑑賞でも、知らず知らず筋肉は緊張してしまい、身体はリラックスしていないかもしれません。

それをリセットして、ゆるめてあげる。

固まった身体がほぐれて、毛細血管まで血が届いていく。
指の先まで充実し、「血の気が引く」のとは真逆の感覚が感じられる。
手のひらはピンクと白のまだらになり、全身に膨張感が生まれます。

その状態でゆっくり太極拳の套路(型)を行います。
重力を感じながら、動作の中で強張りをとり、流体になるように。

副交感神経優位となり、さらに気血が廻ります。

感じられるのは心と身体の平和。

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自由度を残して掴む

9月6日は練習場所をサンエールさがみはらに移してからの記念すべき第一回目でした。そして教室設立1周年。ありがとうございます!
広くて明るくて大きなミラーもあって、新しい練習場に満足いただけたと理解しています。

さて内家拳・太極拳で大切なことは、無駄な力を抜いて鬆むことと考えていますが、最近護身用法の紹介に走りがちで、この大切な意識が薄くなっていたかな、と思い改め、基本クラスでは、身体の余分な力を抜くことを重視して練習を行いました。リラックスして、指先がジンジンしてきましたよね?!

今月のテーマは四隅の採と挒です。
二方向の力で相手の動きを封じて固めたり、関節を極めたり、投げたりします。練功クラスでは、推手からの採・挒をじっくり練習しました。

相手の手首をとる際、ガッチリ握ると相手の影響を受け易くなりますし、こちらの攻撃に反射的に反応されてしまいます。また前腕も硬直して、せっかく基本で練習したリラックスした状態が台無しです。推手の感覚で相手とぶつからずに流れの中で、自由度を残してやわらかく掴み(指で引っ掛ける感じ)ます。
流れの中でその流れにあった技をかけると、力を入れなくても相手を崩すことができることを体験いただけたかと思います。

相手の流れを読むこと。相手の流れに乗ること。ほんのちょっとの力を加え、自分の有利な方向へ流れを変えてやること。これらは推手練習から経験を積み重ねることで身につけるものです。

次回も採と挒をテーマにします。

特に挒を重点的に行います。お楽しみに。

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教室開設一周年にあたり

おかげさまで、9月6日にて、教室開設1周年を迎えます。
本当にありがとうございます!

駅から通いやすく、より充実した練習環境で練習を行うため、
ホームグラウンドを橋本駅徒歩10分のサン・エールさがみはらに変更いたします。

壁一面にミラーが設置されているため、自分の姿勢を確認しながら練習を行うことがやっと出来るようになります。やはり初心者の場合、自分の姿勢とインストラクターの動きを比較して見ながら練習を行うことは上達速度に影響を与えるものと思われます。


また、床を踏みつけても問題ありません!

思う存分震脚や採鶏歩が出来ます。


皆様の上達のため、環境・指導法等々、改善を続けていきます。

今後ともよろしくおねがいいたします!

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靠と気沈丹田

今回(8/23)も肘と靠をテーマに練習を行いました。


太極拳の靠は簡単に言うと体当たりですが、アメフトの体当たりや柔術のタックルなど一般的にイメージするものとは少し違います。


靠は簡単で護身に有効と思ってましたが、気沈丹田というものができてないとなかなか曲者だったようです。


錬成クラスでは、鬆んで力まずに当たる練習と、もう少し単純な心意六合拳の靠を練習しました。鬆んで相手に当たる練習は排打功と言いますが、力んで行った時より、鬆んで行った時に自分の身体が弾かれずに安定していることに気づけたのではないでしょうか?その感覚は非常に大切です。


暴漢から身を守る時、相手の側面に入って靠で吹っ飛ばす。

全員ができるようにしたいですね!

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肘法と靠法と歩法

8月のテーマは肘法と靠法です。靠とは簡単に言うと体当たりのことです。8/8は肘を中心に練習を行いました。

楊式太極拳の肘は、套路内にお上品に隠されていて分かり辛いので、陳式太極拳の肘の短い套路を練習します。あからさまに「肘」でしたね。また肘と靠を使う用法が多い心意六合拳の肘法の基本功も行いました。

肘も靠も、鍛えなくとも丈夫で、護身用法に向いていると考えられますが、手による打撃に比べ、リーチが短いため、相手の近距離に入る必要があります。なので、入り方も合わせて練習が必要です。と言っても、我々の内家拳は接近戦を主とするため、いつもと同様の歩法練習です。

 

歩法、とても重要ですよ。

心意六合拳と太極拳

7月18日の練習は、前週の全日本大会にて心意六合拳の表演で入賞した事もあり(応援ありがとうございました! )、「祝入賞記念 心意六合拳入門」と題して、心意六合拳の基本を行いました。

もちろんただの記念で練習するのでは決して無く、心意六合拳を理解することで太極拳の攻防をより理解することが目論みです。


心意六合拳を学ぶことで良いと思われるのは、動作が大きく力の方向が明確で、太極拳に比べ技の意味が理解しやすく使いやすい事だと考えます。私は、心意六合拳は形意拳や八卦掌に比べ、太極拳に似ていると考えています。


例えば、

  • 楊式太極拳の欄雀尾に対し、より大きな伸縮(開合)を行う心意六合拳の挑領・背勁は、肩肘手のどこを使っても攻撃できることが感覚的に理解することができます。
  • 高探馬・搬欄捶に対し、心意六合拳の鷹捉はより攻撃的な用法で、引っ掻く・掴んで引き倒す・引き崩してから靠(体当たり)する要素が型の中に見られます。
  • 太極拳の動作にはいたる所に採腿(低い蹴り)が隠されており、上下連環して攻撃を仕掛けますが、心意六合拳では全く隠されていません。

…等々、挙げると色々あります。

シンプルで使いやすく、動作が分かりやすいので気に入っていただけたと認識していますが、いかがだったでしょうか?太極拳を護身術として使うための理解のために、心意六合拳を行う教室は日本でもココだけ!
…おそらく。


じっくりつなげる

7月4日の練習では、定歩(足の位置を固定)で様々な内家拳の基本功をじっくり繋げて行いました。
平円・立円・開合・纒絲・擰旋勁、、、初めて行う形も含んでおり難しかったでしょうか?

ポイントは技と技の間の繋ぎを途切らせないこと。力の流れを感じてじっくりゆっくりゆったり全身で行います。技と技を途切らせず変化してしていくのは内家拳の戦い方の特徴でもあります。
部分で反応せず全体で変化します。

含胸抜背の維持、虚領、軸の感覚、三丹田の一致、腰の先行、左右の腰の使い分け、足の円筒、、、等々、意識すべき事が多いですが、ゆっくり行うことで身体に染み込ませます。

全身からじわっとした汗をかいたのではないでしょうか?
このじわっとした汗には体内の老廃物が沢山絞り出されていると思いますよ。

自主練時はこんな感じでやればいいんだ!というのが伝わったなら幸いです。

全身で歩く

本日の練習では、下半身の意識をテーマに、歩法と歩形をかなりじっくりやりました。

前進・後退・転換に弓歩・独立歩・仆歩を入れてじっくり歩く。

 

太極拳のあの歩法、実際に戦うときもあの歩法です。

錬成クラスに参加いただいた方はわかったかもしれませんが、結構すばやく動けます。

 

あの歩法だから腰を利かせることができる。

あの歩法だから居着かずに動くことができる。

 

重心の虚実、足裏の意識、円トウの意識、使う筋肉、、

そして全身で歩きます。

 

動物のように。

しなやかに。

 

普段の歩行にも応用できます。

そうすると歩くだけで練習になりますよ。

 

沢山の筋肉を同時に使うので、消費カロリーも高そうです!

 

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基本姿勢の重要さ

本日の基本クラスは基本姿勢をテーマに行いました。

 

クラスでも話したとおり、基本姿勢が一番重要です。

基本姿勢を守って動作すると、何気ない動作も技として使えるようになります。

 

守るべき要領が沢山ありすぎて逆に、身体が硬くなってしまうかも知れませんが、一番大切なのは放鬆(リラックス)です。放鬆して気持ちが良いことを重視して、それ以外の要訣を徐々に身体に染み込ませるのが良いと思います。

 

錬成クラスでは推手からの用法の連携を行いました。

 

相手を揺さぶり、技を連携して使うポイントは腰です。

腰が先行して動くというところが一般の二十四式太極拳と大きく異なるポイントですね。

 

最後に今日話題に上がった話に関連する書籍を以下に掲載しておきます。

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太極道のはじまり

昨年の10月から徐々に進めてきた楊式の二十四式太極拳ですが、本日とうとう全套路を通して行うことができました。六ヶ月くらいで一旦の説明を完了予定でしたが、基本を交えながらゆっくり進めたため、8ヶ月掛かってしまいました。

 

「お疲れ様でした」

と言いたいところですが、ここから始まるのです。

 

「何が?」


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錬成クラスがイイ感じで始まりました

本日から錬成クラスが開始しました。

 

練習内容が皆さんに受け入れられるか、非常に心配をしていましたが、教室を始めて一番盛り上がったような気がします。

内容についてかなり頭を悩ませましたが、悩む必要なかったですね。

 

やっぱりいいですよね!推手!対錬!

 

基本クラスの練習は基本的に自分の中で閉じていますが、錬成クラスは対錬に重点を置いており、相手との関係を意識する必要があります。

 

人体は小宇宙に例えられますが、対錬は小宇宙と小宇宙の反応です。

不思議・新たな発見の宝庫です。

 

だから面白い!

 

 

套路(型)だけやっていると準備動作としか思わない抱球が護身としてかなり使えることが理解いただけたのではないでしょうか? やっと護身術として使えることを認識いただけたようでよかったです。

※套路を行う際、用法に固執しては良くありませんが、用法を知らないと使い物にならない技がかなりあります。(ある程度いろいろな技を理解すると、見えてくるものがありますが。)

 

また、推手で相手との接点からなんとなく相手の緊張を感じ取ることができたのではないでしょうか?

相手がいると自然と筋肉が反射して緊張してしまいます。

何か仕掛けようとすると、さらに緊張してしまいます。

それをいかに緊張せずに行うかは今後のテーマになると思われますが、これは推手に限らず様々な対人関係にも応用できますので、仕事などにも使えますよ。


 

錬成クラスは、基本クラスの技の形を知っている方であればどなたでも参加可能です。

錬成クラスで使う技は基本的にその日の基本クラスの基本功で練習しますので、休みがちでも併せて参加すれば、問題ないと思います。

 

套路(技)と推手(対錬)は車輪の両輪とも言われ、非常に重要なものですので、より深く内家拳・太極拳を学びたいと考えている方は是非ご参加ください。

そして、なにより内家拳・太極拳を「楽しみたい」と考えている方も是非ご参加いただければと思います。

 

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張る力

太極拳の套路を気持ちよく行うこと。
これは非常に大切です。

まず形を覚え、
気持ちよく行えることを目指していただきたいです。

ただ、気持ちよく行えるようになることが、
正しい形であるかというとそうでもありません。

太極拳・内家拳ではリラックスがとても大切ですが、
脱力してふにゃふにゃ・グニャグニャになるのではないんですね。

柔らかい中に強い芯が必要です。
ここが気功や健康太極拳とは異なるところなのだと思っています。
私はそれを張る力(掤勁)と教わりました。

力まず、リラックスするが、ふにゃふにゃではない。
これが難しいんです。

基本の沈肩墜肘・立身中正・含胸抜背・虚霊頂勁・収臀・提肛など、やはりこれが大切です。
常に意識する。
そしてリラックスして、全身が膨らむ、各関節が広がるようなイメージを持ちます。

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上達の仕方

太極拳・内家拳の上達の仕方には大きく分けて二種類あると考えています。


一気に上達するパターンと、徐々に上達するパターン。

メジャーバージョンアップとマイナーバージョンアップとでもいいますか。


前者は身体の使い方の発見・理解によるもの。

「壁を越えた」とか表現するのはこれにあたると思われます。


後者はその身につけた身体の使い方を熟練・洗練するもの。

そして洗練を続けていくとまた新しい身体の使い方に気づきます。


この二つが何十にも折り重なっています。

きっと無限に折り重なっており、果てしがないものなんでしょう。


一つの技が、気づきによりどんどん変化していく。。。

当然外見の動きはほとんど変わりません。

ただ、見えない部分が進化していく。


だから面白くてやめられないんだろうなぁ。


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2015年元旦

新年あけましておめでとうございます。

旧年は大変お世話になりました。
教えるという行為の中で、私自身も様々な学びを得させていただきました。

本年は2月より厚木教室も始動いたします。
また練習不足を補うための練習会の開催も検討しております。

本年も益々皆さんの益になるような講義ができるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。


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効果の現れ

先週うれしい報告をいただきました。
11月から参加いただいている生徒さんが、ここ数年貧血で悩まされていたのが嘘のように治まったとのこと!

これまで食事療法や入浴・ラジオ体操などを試したとのことですが、改善されなかったようです。

内家拳を練習するとたった1ヶ月で貧血が治る!?
貧血はホームページの内家拳の効果に記載してませんでしたが、たった一ヶ月で貧血が治るほどパワフルな効果があるのでしょうか!?

 

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内家拳の見えない蹴り

先週末は簡単な蹴りの基本功を行いました。
採腿と言われる膝から下を蹴ったり踏んだりする技です。

見えない蹴り「暗腿」などと呼ばれたりします。

別に速くて見えないわけではなく、近距離で蹴るため足元が見えないんですね。
「本当に見えない!」と驚かれる方もいらっしゃいました。

普通の太極拳教室では、この練習は余りお目にかかれないと思いますが、
二十四式太極拳にも含まれています。
分かりやすいところで言うと、手揮琵琶や搬攔捶の一歩目などですね。

形意拳・心意六合拳・八卦掌は暗腿だらけです。

通常手技と併せて使います。

楊式太極拳を護身術として使う場合、
採腿で相手の足を踏んで、腕で押し飛ばす。そして、逃げる
が一番じゃないかと思います。

この練習は下半身の強化と、上下の協調に有効です。
歩法練習の間に混ぜてみたりして、じっくりゆっくり練習してみてください。

 

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外でタイチが気持ちいい

先週末、紅葉を見に乗鞍高原に行ってきました。

夜の23時から25時くらいに掛けて、正に星が降るような夜空の下、太極拳(タイチ)と形意拳の練習!

 

じっくり自分の身体の声を聴きながら行います。

気温は5度くらいですが、すぐに温かくなり、気にならなくなります。

 

最高に気持ちのよい時間でした!

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内家拳・太極拳の面白さ

10月4日の講習が終了しました。

参加者は皆さん、偶然にも少なからず縁がある方々だったのですが、
それぞれがホームページを見て知ったとの事で、非常に驚きました。
業界が狭いってのもあると思いますが、縁というものを感じます。

実は先週、都内で行っている推手サークルでも、
隣の部屋を除くと偶然私の師匠から会を引き継いだ兄弟子がいたり、
参加メンバーが兄弟弟子に習い始めたことが分かったりして縁を感じました。
。。。やっぱり業界が狭いんでしょうかね。


話を戻します。

今回は少し細かな指摘を多く出しすぎたかと、反省してます。

まずは見た目の形を正確にし、
そこから徐々に中身を作っていくのが正しい練習段階と考えます。

外づらからは見えない中身には大体3種類あります。

ちょっとあいまいに書きますが、
 一つ目は、外面からは分からない身体の使い方
 二つ目は、意識の使い方

 三つ目は、いろいろな体内の流れ
です。


最近ではYouTubeなどに名人・達人の動画が溢れていますが、

外面から見えない内面の動きは、動画を見ても学ぶこと※は難しいです。

そしてこれを深めていくのが内家拳・太極拳の面白いところであり、
これを深めるサポートを行うことに教室の存在意義があると考えています。

 ※理解すると見えるようになるところはあります。

個人的には、すぐに用法などもやりたいところがありますが、
先ずは、基本と套路で外形を作っていくことがやはり大切なので、

基本と套路を重点的に行っていきたいと思います。

よろしくお願いします。

 

まだまだ生徒募集中です。

興味をもった方は是非体験ください。

 

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内家拳的ベスト・キッドの見方

ジャッキー・チェンとジェイデン・スミスの『ベスト・キッド』を見ました。

「カンフー!」

内家拳を長らくやっていると、
何か軽い響きに聞こえ、違和感を感じます。

もっと重厚で奥深く、個人的にはヨガの横に並んでいるほうが、違和感がなかったりします。


でも、内家拳・太極拳もまぎれもなくカンフーに含まれます。

舞台の一部で武当山が出てきました。
蛇と向かい合う女性がいた山です。
武当山は当教室で指導している内家拳の聖地のような場所です。

映画内で、ジャケットを脱いで掛ける練習をひたすらさせていました。
この練習の真の目的は何でしょう?
 ・動作の中に、払う・受ける・突くの動作が含まれている。
というのは、簡単に理解できると思います。

さらに、内家拳的に分析すると、
 ・ジャケットは軽いため力まず行える。
 ・つまらない動きであるため、ゆるんで行ってしまう。
 ・突く動作を笑顔で行うことでさらにゆるみを得ている。
という要素が思いつき、なかなかいい練習と思われました。
内家拳は「ゆるみ」「リラックス」を重視します。
リラックスし、相手の攻撃を正面から受け止めず、そらしつつ相手の力も利用して攻撃します。
※劇中の技の効果を明かすシーンの「強く!」「強く!」と筋肉を固めさせるのはいただけませんでしたが、

 意識することはリラックスと並んで重要です。。



映画を観て、やってみたいと思った方は是非体験ください!
ジャケットを脱いで掛けるような、
一見訳が分からない(笑)、けれども身体の使い方の質を変えてくれるような練習を
たくさん用意してお待ちしております。

ただ、映画のような、派手な蹴り技や飛び技(宙返りして蹴ったり)はありませんのでご了承ください。
強い筋力は不要なので、子供からお年寄りまで練習可能です。
中国には60歳で始めて達人になった方もおられます。
あと、組み手もやってません!


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初回講習を終えて

先週土曜に、初回のレッスンが終了しました。
隔週開催のため、本日はお休み。
 
やはり想像以上に得るものがあります。
身体で覚えていることを、頭で整理して説明を行う。
正に教えることで学びます。

リラックスすること。

コレが健康にも武術にも非常に大切ですが、忙しい日々を過ごすうちに、
無意識に力が入ってしまうようになっています。
リラックスしているつもりでも、実は力んでいた事を体感いただいて、参加者も驚かれていました。

自然に立つ。

 頭頂を天から吊るされているように。
 うなじを鬆めて頭を足裏に乗せる。
 胸を鬆めて足裏に乗せる。
 腹を鬆めて足裏に乗せる。
 股関節を鬆めて足裏に乗せる。
 膝を鬆めて足裏に乗せる。
 足裏を鬆めて大地と繋がる。

自然にと言いつつ、
非日常な身体の使い方かもしれません。

練習によりできるようになります。
できるようにサポートします。

体験者・生徒募集中です。

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開講準備

現在、開講の準備中です。

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