心と身体の平和

無駄な力を抜くということは、なかなか難しいことです。
力を抜いたと思っても抜けきっていない。
9月20日の練習では、力を抜くことの難しさを体感いただきました。

日常生活において、長時間同じ姿勢を保持する中で、いつの間にか無意識に力を入れてしまうようになっています。

リフレッシュのためのスポーツや映画鑑賞でも、知らず知らず筋肉は緊張してしまい、身体はリラックスしていないかもしれません。

それをリセットして、ゆるめてあげる。

固まった身体がほぐれて、毛細血管まで血が届いていく。
指の先まで充実し、「血の気が引く」のとは真逆の感覚が感じられる。
手のひらはピンクと白のまだらになり、全身に膨張感が生まれます。

その状態でゆっくり太極拳の套路(型)を行います。
重力を感じながら、動作の中で強張りをとり、流体になるように。

副交感神経優位となり、さらに気血が廻ります。

感じられるのは心と身体の平和。


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